2019年9月号(No.488)

未来へ!建築まちづくりの可能性

    ─ 建築とまちづくりセミナー2019/福岡 

 

来年は新建設立50周年。これからの諸企画は50年の活動の総括と今後の展望を見据えていく。そのキックオフとして、建まちセミナー2019が福岡で開催された。地元での建築まちづくりの担い手に建築家藤本昌也氏を加えた講師陣は、クロストークも含めて存分に語った。全国からの182名の参加者は、1年半に及ぶ福岡支部の周到な準備ともてなしを享受し、交流を深めた。大成功に終わったセミナーの熱いドキュメントである。 

【第1講座】村瀬孝生〈報告者:大坪 克也〉

      宅老所よりあいを通して見る“建築とまちづくり”のかたち

【第2講座】藤本昌也〈報告者:古川 博〉

      自らの“仕事のかたち”を問い直そう ~ 建築家60年の私の体験を通して語りたい ~

【第3講座】江藤 真理子〈報告者:古川 学〉

      幸せもつくる~いいことずくめのエコハウスの話~

【第4講座】杉岡 世邦〈報告者:鹿瀬島 隆之〉

      杉と日本人の行き先を考える ~ 九州北部豪雨を経て ~

【第5講座】全講師+浜崎 裕子〈報告者:桜井 郁子〉

      ファイナル・セッション 原風景のクロスオーバー ~ 辿りつくところ ~

 

◆新建のひろば

・「伝統木構法のための木造耐震設計法」 出版記念講演会 

     ─ 伝統的木造建築物の構造解析とこれからの木造建築の展望

・京都支部 ─ 新建叢書「住まい・まちづくりの明日を拓く」を語るシリーズ

       第3回 使い手・つくり手がともに語る地域密着の施設づくりビジョン

・千葉支部 ─ 2019「仕事を語る会」館山

・東京支部 ─ 実践報告会2019 

・「中部ブロック会議」報告

◆連載

・災害復興の姿


主張

自分たちの居場所を新建と一緒につくりませんか

甫立浩一 (株)宮工務店/全国常任幹事 

 

 地域の工務店で働き、直接顔を見て、建て主さんの要求を聞いて、理想の住まいを形にしていま す。そのなかで、建て主さんとの初めての面談で、 必ずお伝えしていることがあります。ー 建て主、設計者、工務店、大工、基礎、足場、鈑金、塗装、電気、水道、ガスなどの各職種の職人さんとは、対等な関係です。そして、皆で協力をしなければ、希望のお宅はできません。下請けはいません。皆、協力業者です。 ー

 そのような気持ちで、自分の家を建てるつもりで、いつも仕事をしています。この考えは、「新 建活動」に参加をして、全国の方々と顔を見て話して感じたことでした。この考えをもとに、今は、 会社に来るすべての人に「まず、新建のこと」から話をしています。

 来客者が座った目の前には、「全国企画のポスター」が貼ってあります。横の棚には、『建まち』 誌が何冊も置いてあります。まず、相手の趣味や旅行の事を聞いて、世間話のなかで新建の活動や会議について話をします。それから仕事の話をするので、次に来ると、いつも新建の活動についての話からになります。全国企画や支部企画に誘ったりしています。

 新築の現場でも、棟梁をお願いしている若い大工さんに、新建の話をしました。大工さんは、「今までは、設計者との仕事は、多少面倒くさいので、なるべく避けてきた。しかし今は、自分の下の世代の大工さんたちと、設計者や工務店のつながりの大切さを感じている」と教えてくれました。も ちろん、新建に興味があれば、ぜひ仲間になってほしい、と誘います。

 現場に入るすべての職人たちに、必ず声を掛け て、一緒に休憩を誘い、お茶をしながら、さまざまな話を聞いています。気軽に仕事の悩みや相談 をされることもありました。

 僕の属している「建築組合青年部」でも色々な行事に参加をしています。新年会、花見、交流会、フットサルなどさまざまの企画をしながら、別の会社で働く仲間との交流があります。

 参加をすると僕は、だいたい「新建のチラシ」を配布して、席を回ります。会話のなかで、「今 の仕事やこれからの仕事だけではなく、建築業界の事、仕事をしながら感じている不安や不満、社 会の歪みやこれからしたいこと」などを一緒に話 し合っています。もちろん、自分の仕事の支援や協力もお願いをしています。

 2019年6月末に中部ブロック会議(東海・ 北陸)が富山で行われました。冒頭に、山本厚生さんより、「今、新建に求められていること」を話されました。そのなかで、「悩みや思いを素直に話し合う場を作り、心の通うつながりを広げる」「生活の悩みを解き、要求を満たして、自覚した 生活者の支持を求める(無自覚の消費者をなくす)」「社会の歪みを見抜き、確かな道を示す」など、他にもたくさんのさまざまな大切なことが伝えられました。

 2019年7月に東海ブロック(愛知・岐阜・三重)での新建設立50周年記念事業を考える集まりがありました。意見をまとめると、「新建にあなたの居場所をつくる」そして、「集まりのなかで仲間をつくる」、その上で、「集まった仲間となにか興味があることをしよう」という話になりました。設計者、工務店だけではなく、各メーカーの営業者、保険会社の方などさまざまな職種に携 わる意識の高い方々とのネットワークをつくり、 共同体として、新建で組織をつくろうという話にもなりました。「仕事を語る会」は、初めてでも気軽に参加してもらいやすいと思います。

 また、長年蓄積をされている全国研究集会の各発表者との連絡網の整備をして、新建の財産を全 国の会員や仲間と活用していきたいと思います。

 僕には、全国に新建をはじめ、たくさんの仲間や友人がいます。意識の高い人と仕事をしていく楽しさをさらに自分の周りの人に拡げられるように、これからも声掛けをしていきたいですね。 


京都支部 ─ 新建叢書「住まい・まちづくりの明日を拓く」を語るシリーズ

第3回 使い手・つくり手がともに語る地域密着の施設づくりビジョン 

  日時:2019年6月28日(金)  

  場所:ひと・まち交流館京都

  参加:15名

 京都市内で保育、お年寄り、障害のそれぞれの分野で活躍されている団体の代表の方々においで頂き、これまでの歴史や日々の活動、苦労話などをうかがう機会を設けました。

この日おいでいだいた3人はいずれも女性。 女性の活躍を応援する現代にふさわしい時間となりました。参加人数は15 名でした。

 保育については社会福祉法人 保健福祉の会の上田裕子さまのお話をうかがいました。京都市内にある「都和のはな」という施設を中心にお話しされました。この施設は、1 階に9床のグル ープホームと保育園と乳児保育室と喫茶店、 2階には20床の特養、3階には多目的ホールとウッドデッキ、テラス、屋上庭園 があります。 1階の保育園にい る子どもたちを中心に、近所の 子どもたちは施設のなかを行き来し、3階の屋上庭園やウッドデッキなど屋外で遊んだり、入居しているお年寄りと交流をしています。それがお年寄りにも 良い影響があるようで、お互いに良い環境で過ごせている理想的な場所でした。 1階の喫茶店には近隣の方々も食べに来られるなど、地域との強いつながりも感じられました。

 お年寄りについては社会福祉 法人七野会の井上ひろみさまにお話をいただきました。1985年に法人が発足。以降30年以上老人を中心とした福祉の活動を行なっておられる法人です。その理念は、住み馴れた地域で尊厳をもって「その人らしく」暮らし続けることを支援すること。 地域の皆さんの力によって設立され発展してきた歴史と伝統を大切に、社会福祉法人であるこ とを誇りとし、その使命と役割を果たすという、長く続いている法人ならではのしっかりとしたものをお持ちです。しかし、 介護保険制度や社会情勢の変化で利用者がサービスを受け続けられない事態も発生しているほかに、介護職員不足、施設の閉鎖など経営面での問題を語られるなど、いろいろな苦労を乗りえて今があることを実感しました。

 障がい者については社会福祉 法人京都ワークハウスの岸本佐知さまです。1983年の無認可共同作業所下京ワークハウス開所から、2002年に法人格を取得など着実に活動を続けてこられています。2004年に 堀川にまんまん堂をオープン、 翌年にはグループホームを開設 するなど続けて事業の展開をされる一方で、2005年以降の障がい者の方に関わる法律の変化に翻弄されながらも、地域で生きることを目標にしてこられました。その姿勢は地域の住民 にも伝わり、時には苦情もありますが大きな協力を得て、今もその活動は続いています。

 3人の方のお話し人の方のお話をうかがっていると、事業の種類は違いますが、通ってこられた道のりは似ていて、人が生きるということの本質を見つめ、制度の有無に関わらず、必要なことを必死で やってこられたという印象を持ちました。そして、その後に整備された制度などにも翻弄されながらも、利用者の方々のことを第一に考え活動を続けてこられたように思います。この文章を書いている数日前には香港で 大規模なデモがありました。政治に対する沈黙は容認につながります。日本人はあまりデモを行いませんが、若い人を中心に自分の生活の改善と政治の改善がつながっていない。「自分たちがなにを言っても政治は変わらない、今のままでもそこそこ生きていけているので、これ以上の変化は望まない」という意識があるそうです。とはいえ、制度の変化に翻弄されながらも、そのなかでなんとか工夫をして生きていこうとするのも日本人のいいところだと思います。 3人のお話をうかがいながらそんなことを思った時間でした。多忙を極めるなか、貴重なお話をいただき、お3人には改めてお礼を申し上げたいと思います。

(京都支部・瀬尾真司)


千葉支部 ─ 2019「仕事を語る会」館山

  日時:2019年6月29(土) 30日(日)

  場所:館山市 茅葺民家「ゴンジロー」

  参加者:14名 

 

 2019年の仕事を語る会は、恒例 の館山の塩見地区にある茅葺民家「ゴンジロー」で、6月29日,30日の2日間、会員の参加8名、会員外の参加6名(内、岡部研の学生3人)、計14人の参加で行なわれました。岡部明子先生のご厚意で、「ゴンジロー」をお借りしての開催は5年ほど続いています。

 報告内容は、「商家、佐原のまちづくり(高山)」「リフォームトラブルの被害事例と対策(大 竹)」「障害者グループホーム・バ リアフリー住宅の設計事例(加瀬沢)」「西アフリカの料理と床スラブの工法(金澤)」「地域の防災の取り組みー防災マニュアル(鈴木)」。そして岡部研究室の院生によるゴンジローを中心とした地域コミュニティ活動と研究の紹介もありました。それぞれ仕事の経験、ボランティアや調査の経験、研究などの報 告で、皆さん具体的な話で、とても興味深くお聞きしました。

 今回は報告者が少なめだったので、質疑や意見交換もゆっくりできました。終わってからは、これも恒例になった、一杯やりながらの岡部研究室の皆さんとの交流。院生の皆さんには、参加した感想をそれぞれ話してもらいました。

 当日は、 4人での冨浦湾でのキス釣りで始まりました。6 時半に釣りはじめ、一時間ほどで 雨が激しくなってきましたが、 頑張って 9時まで釣り続け、 人合わせて 40匹ほどの釣果でした。キスは宿で天ぷらにしてもらい、夜の宴会時に出してもら いましたが、その美味しさに酒 もかなり進んでしまいました。

 6月30日は見学会。南房総市の石堂寺、「酪農のさと」、鋸南町の大黒山展望台を回ってきました。

 石堂寺は、伝承では、行基が開創、708年に奈良の僧・恵命と東照が創建、851年〜854年に円仁(慈覚大師)が興したとのことです。また、1487年の火災で全焼し、1522年までに再興されたようです。室町時代に建立された本堂、多宝塔、薬師堂、江戸時 代の彫刻家「波の伊八」の彫刻など、多くの国指定重要文化財があります。ひさしぶりに行きましたが、それぞれ素晴らしい 建物や彫刻に、時間の経つことを忘れました。住職の「波の伊 八」彫刻の説明が的確で楽しく、 今でも鮮明にそれぞれの彫刻を思い出しています。今は、写真を使って簡単に3D復元ができるようになってしまったので、 撮影は禁止とのことでした。

「酪農のさと」は、江戸代 将軍徳川吉宗がインド産と言わ れる白牛(セブ種)を輸入し、 嶺岡牧(現千葉県南房総市・鴨川市)で飼育し、白牛の乳から白牛酪」という乳製品を作っ たことから、日本酪農の発祥の 地とされている所に作られてい ます。ラクダのようなこぶを持 つ白牛は現在 1頭だけになって 寂しげでしたが、穏やかな表情 をしていました。ここで食べた ソフトクリームは、濃厚な味で とても美味でした!

 大黒山展望台は、鋸南町勝山 地区にある標高75 mのすり鉢を 伏せたような山の上に建てられ たRC造の建物。海岸沿いに突然現れるこの山と建物は、昔から通るたびに気になっていたところでした。蒸し暑いなか、かなり急な階段を10分ほど、展望台からは勝山の漁村集落、東京湾が一望できました。当日は靄がかっていたため、残念ながら富士山も丹沢も見えず、強風に 飛ばされそうになり、早々に降 りてきました。ここはかつて捕鯨が盛んな時には見張り台にも なっていた場所だったとのことです。

 南房総には、いい所がたくさ んありました!

(千葉支部・鈴木進)


東京支部 ─ 実践報告会2019 

  日時:2019年6月30日(日)  

  場所:NPO法人都市住宅とまちづくり研究会「COMS HOUSE」

  参加者:20名 

 

 2019年6月30日に、東京支部の実践報告会が、NPO法人都市住宅とまちづくり研究会「COMS HOUSE」で行われました。出席者は、非会員5名を含む20名でした。内容が熱く、新建の集団にふさわしい幅 の広い報告が行われました。

 1番手は、象地域設計の木下龍郎さんが、21年間にわたる江古田北部地区での密集事業コンサル業務を報告されましたが、 恐らく数々のドラマを秘めていたのだと思いました。共同建替えで「スノーベルえごた」を実 現したり、街並み誘導地区計画策定支援などの実績を積み上げ ています。

 2番手は、槐建築設計事務所の柳澤泰博さんから、最近の建築基準法の改正のなかでバリアフリー化推進ということでEV床面積が容積率不算入となったことを利用して、残されていたバルコニー部分の内室増築化をはかった事例が報告されました。今後このEV床面積の容積率不算入は、リフォーム時の増築に 組込める可能性があると思います。

 3番手は、象地域設計の江国 智洋さんからの相談業務として、 人口減少時代における土地活用の相談事例が報告されました。 補助金を入れた「保育園」「高 齢者GH」「デイサービス」などの行政打診、「有料老人ホー ム」打診、ブラインドサッカーに関連しての「障がい者の住まいづくり」「戸建て型賃貸住宅」 の可能性検討などが行われた末 に、社会的弱者対策の「ドリー ムヴイ」と「Wハウス」の併設(いずれも木造2階たて)となったとのことです。

 4番手は、同じ象地域設計の木村美千代さんが「ドリームヴ イ」建設の設計施工管理を行っ た報告が行われました。施主役員からの現場無視の注文にへきえきしながらも、施主側の使い手の方々の協力のもと竣工にこぎつけた苦労話に感動しました。

 5番手は、長野智雄さんを頭 に「東京建築カレッジ」同窓生 によるマンション改修事例の報 告でした。この同窓生グループ は、施主側の依頼で、新築マン ションの全面改修でした。おそらく購入値段と同額くらいの費用が掛かり、工期も2年ぐらいかけたもので、建築屋冥利に尽きるものでした。仕上がりは、 上品な、色彩も落ち着きのあるものとなっています。

 番手は、住まいとまちづくりコープの千代崎一夫(山下千佳)さんからの100年マンションの提唱とその実践記録でした。新建のなかでも「新建マンションサポート研究会」を立ち上げ、まさに全国組織として取り組んでいます。122回目を 迎える「住まいとまちづくり講 座」では、サッシ・玄関ドア交 換およびエレベーターリニュー アル工事完了見学会に取り組ん だことを報告されました。

 7番手は、アークライフの高本明生さんによる「国の住まい づくりの方向」の話の後に、設計協同フォーラムが目指す住まづくりとして、多摩の地場産材を用いた植林、山仕事、伐採・ 製材、設計、施工の一環した産業の流れのなかで、住まい手の立場に立った仕事を行っていることが報告されました。国の住宅政策は、後退に次ぐ後退となっているなかでの取り組みに敬意を表したいです。

 最後の8番手は、まちづくり 研究所の丸山豊さんによる富山 県の放生津地区での地域の循環居住への挑戦を行っていることが報告されました。放生津地区の詳細は、『建まち』誌19年6月号(No486)に詳しいです。 概要は、二つの地区で共同建て替え住宅を建設し、いずれにも高齢者向け福祉施設を併設していることです。最近の傾向として一般分譲した戸建て地区に子育て世代が多く移り住んでいることです。また、骨組みがしっ かりしている空き家の再利用も活発化しているようです。

 この報告の後の交流会では11名が参加し、話は尽きない交流が出来ました。

(東京支部・野口哲夫)


中部ブロック会議部 の報告 

日時:2019年6月29日(土)30日(日)

  場所:富山県くれは山荘

  参加:9支部 24名

 2019年6日20日・30日に富山県くれは山荘で「中部ブロック会議」が行われました。今年も昨年に続いての土砂降りの日でした。参加は、山本厚生・ヒカル夫妻を神奈川支部から招いて、東海・北陸ブロックから9支部総勢24名の参加でした。

 29日は、新建学校の基調講演として、山本厚生氏(81歳)から、「今、新建に求められるもの」を伝えていただきました。「つながりを広げ、協同をして実現する」「生活要求に応え、職能を確立する」「地域に根付き、まちを豊かにする」「自然と共存し、文化を継承する」「歪を見抜き、確かな道を示す」と5項目について、「新建の得意技」 や「新建の視点」など伝えていただきました。そのなかで、「無 自覚の消費者」をなくすことで、 生活者の悩みを解き要求を満たして、自覚した生活者の支持を広めるということが心に響きました。また、昨年亡くなられた「延藤先生」の楽しく豊かに住めるまちにする「まちの縁側育み隊」の活動も紹介されました。「運動」についても、世代間の認識の違いも意見交流ができました。

 基調講演を受けての意見交換もしました。組織・財政・活性化の報告と課題について議論もしました。

9月の中部ブロックセミナー 佐渡の呼びかけもあり、5月に石川支部で行われた「新建学校」の報告もありました。今後も全国各地で、積極的に新建学校をする方が良いとの意見も出されました。

 30日は、先に行われた常任幹事会での報告をしました。今年の大会議案、規約検討、役員世代交代、代議員選出基準と分担金、財政組織、建まちセミナーin福岡、新建賞応募、活性化委員会などの報告。「新建設立 周年記念事業」について、東京支部では、すでに実行委員会が何度も進められています。東海支部でも 7月に行う予定です。 そして、一番の課題は、新建会員の減少です。組織を運営していくためには、予算が必要です。毎月の『建まち』誌発行や会議費など経費が掛かります。その ためには、まず、自分の支部が元気になることです。毎月集まり、新建会員の個々の活動を聞 いて、近況報告をすることも大 切です。全国組織であることを 生かし、経験交流を生かすことも必要です。世の中の動きのなかで、「新建」として、世間に 声を上げて声明を出すことも大切だと感じました。

 恒例の交流会も、もちろん盛り上がり、お酒が入っても入っていなくても「まじめな建築談議」が有意義にできた2日間でした。

(愛知支部・甫立浩一)


「伝統木構法のための木造耐震設計法」 出版記念講演会 

     ─ 伝統的木造建築物の構造解析とこれからの木造建築の展望

  日時:2019年月日()  

  場所: 

  参加:名